フォンテラジャパン

ひとり広報の強い味方。業務効率化へ伴走する、頼れる相談相手とは?

業種

卸売・小売

従業員数

1,000名以上

目的・効果

企画の効率化

酪農大国ニュージーランド最大の乳業メーカーFonterra(フォンテラ )の日本法人である、フォンテラ ジャパン株式会社で、広報 兼 社長秘書を務める佐藤 由利香さん。部内に上司や同僚のいない“ひとり広報”でありながら、秘書業務との両立、ニュージーランド本社との連携を行なう日々は多忙を極めています。

そんな佐藤さんが『PRオートメーション』導入を決めた理由は、機能とカスタマーサクセスの二つの力で、本質的な業務効率化を叶える未来が見えたからでした。

ニュージーランドの酪農の魅力を日本へ。社内外への発信を一人で担う。

Q.佐藤さんの業務内容を教えてください。

佐藤さん:
リリース作成やクリッピングといった一般的な社外広報業務から本社との情報共有や、社内研修の企画運営などの社内広報も担当しています。ニュージーランドの企業や大使館など政府関係者との調整や、本社から経営陣が来日することがある場合にはそのアテンドも行なっています。

社長秘書を兼務しているため、常に社長や経営層の動きに気を配りながら、経営戦略室と連携しつつ広報業務を進めています。

Q.ざっとお聞きしただけでも、かなり多岐に渡る業務をお一人で担当されているんですね。

佐藤さん:
そうですね。秘書業務は突発的な対応も多いのですが、経営層に近い位置で様々な情報を迅速に耳に入れることができるのは、広報としても大切なことだと考えています。

また、社員全体、特にクライアントにフォンテラの魅力を伝える営業社員へ、フォンテラの酪農の世界観を伝えることは、社外広報の一環という考え方もあります。

毎年ニュージーランドに行くことは難しいので、ニュージーランドと同じ放牧酪農を行なっている北海道の農場を訪れて、酪農についての知識を深めてもらうような企画も社内研修の一環として行っています。

Q.外資の日本法人として、フォンテラ ジャパンの広報にはどのような役割が求められていますか?

佐藤さん:
日本における、ニュージーランド産乳製品の認知向上です。たとえば、クリスマスにちょっといいチーズを買おうと、フランス産に手を伸ばす方って多いと思うんです。同じ感覚で、ニュージーランド産の乳製品にもブランド価値を感じる方を増やしたいですね。

Q.確かに、乳製品とニュージーランドの結びつきはイメージしにくいかもしれません。

佐藤さん:
そうですよね。ですが、実は日本でもフォンテラの製品を知らず知らずに口にしている方は多いはずです。

本国ではフォンテラのtoC向け商品がほとんどのスーパーマーケットで販売されているのですが、日本ではtoB向けの乳原料の販売がほとんどです。

当社で輸入販売した大きなチーズやバターの塊が日本のメーカーさんによって、グラタンやピザに使われるようなとろけるチーズに加工されたりお菓子やパンの原料として使われたり。最近はたんぱく質の重要性がより認知されるようになり、プロテイン飲料の原料となるホエイやカゼインの需要も高まっています。

Q.知らず知らずではなく、“ニュージーランド産だから”選ばれるようになりたいということですね。

佐藤さん:
はい。最近は原材料の産地を消費者に明示することが今まで以上に求められてきているので、私たちのお客様にも、ニュージーランド産であることを誇りに感じていただきたいです。

たとえばサステナビリティへの関心や健康意識の高まりから「グラスフェッド」のビーフやバターを選ぶ方も増えています。

「グラスフェッド」とは、牛を牧草地に放牧し、「牧草」で育てられたことを一般的に示しています。穀物飼料の使用に比べると生産過程でのエネルギーが削減でき、牛のストレスも少ないサステナブルな酪農方法なのですが、それが可能な自然環境が揃う場所はそう多くはありません。
※季節的要因により補助飼料を与える場合があります。

ニュージーランドは1年を通して牧草が育つ温暖な気候が特徴です。かつ、1年中乳牛を広い大地に放牧できる、牛たちにとっても心地よい環境なんです。そうした魅力を日本にもっと伝えていきたいですね。

広報タイムは業務時間全体の4割。社内のプレゼンスアップが課題

Q.そうした広報活動を目指す上での課題はどのような部分に感じていますか?

佐藤さん:
日本での広報戦略をニュージーランド本社により理解してもらう必要があると感じています。ニュージーランドでは放牧酪農やグラスフェッドが当たり前の環境なので、それが日本でのアピールポイントになるという考え方は以前はあまりされていなかったかもしれません。

Q.日本法人での広報活動に、本国の同意は不可欠ですからね。

佐藤さん:
最近は「1年中牧草が育つ環境に牛を放てるのは世界的にも珍しい」というニュージーランド酪農の強みを、グローバルでどんどん発信していこうという方向に進んでいます。

Q.2020年10月には、株式会社セブン&アイ・ホールディングスの「セブンプレミアムとろけるミックスチーズ」のパッケージに、フォンテラの「グラスフェッド」、「ニュージーランド産」のロゴが使用されたこともリリースとして発表されましたね。

佐藤さん:
日本でも信頼度の高い企業に採用していただくことで、認知が広がるきっかけになったのではないかと思っています。

実際、お客様から弊社のサステナビリティへの取り組みに対するお問い合わせも増えています。そうしたリアクションの共有も含め、引き続き本国と日本市場との橋渡しの役割を果たして行く必要があると感じています。

Q.そのために、今一番着手したいことはなんですか?

佐藤さん:
過去のリリースの振り返りですね。今はリリースを配信するだけで精一杯で、その後の反応をチェックしきれていないんです。その結果を本国に示すことで、より理解も深められると思っているんですが、なかなか時間がなくて…。

Q.実際、広報業務にかけられる時間の割合はどれくらいあるのでしょうか?

佐藤さん:
う〜ん、4割ほどでしょうか。忙しい忙しいって言っちゃダメなのはわかってるんですけど…(笑)

他業務と広報を兼務している方も多いので共感していただけると思うのですが、突発的に発生する緊急度の高い業務に押され、予定していた広報のスケジューリングがずれていくのは日常茶飯事です。

業務時間の比率を逆転させることが理想ですが、今ある4割の時間をいかに効率的に使えるかも考えなくてはいけませんよね。

Q.そうしたなか、『PRオートメーション』にどのようなことを期待して導入を決めたのでしょうか?

佐藤さん:
当初一番期待していたのは、リリース作成の時間の短縮化です。写真のレイアウトの自由度が高く、ビジュアル的にも魅力的なリリースを短時間で作れそうだと感じました。

また、過去の類似リリースの内容や配信先を引き継げる点も、効率化に繋がりそうだと感じて問い合わせをしました。

相談相手の存在で頭がすっきり。本質的な学びが、作業効率をあげる。

Q.実際に『PRオートメーション』を利用してみた感想はいかがでしたか?

佐藤さん:
リリース配信作業の効率化はもちろんですが、それと同じくらいカスタマーサクセスのありがたみを大きく感じています。

Q.それはどのような点ですか?

佐藤さん:
そもそもリリースが読まれるためには、というところからカスタマーサクセスの担当者の方が丁寧に教えてくださるので、本当に勉強になっています。

コンサルティングもとてもわかりやすく、私が気にしていたリリースの見た目のほかにも、タイトルを考えたり、ネタ探しをするときに、第三者の視点からアドバイスいただいています。今まではひとり広報で誰にも相談できなかったので、本当にありがたいです。

Q.カスタマーサクセスのサポートによって、佐藤さん自身にはどんな変化がありましたか?

佐藤さん:
ただのアイデアベースではなく、メディア露出を獲得できる要素を示してくれるので安心します。過去の配信状況や掲載内容の分析などをもとに、「次の配信をどうするか」を考えやすいですね。

『PRオートメーション』にも「企画する」という機能があり、SNSでのトレンドや検索ボリュームを調査できるので、活用していきたいです。

Q.広報としてのスキルを高めることで、メディア露出も増やせる可能性がありますし、随所での判断も早くなりそうです。本質的な効率化に繋がっていきますね。

佐藤さん:
はい、今までは一人でうんうん唸る時間が多かったのですが、今は考え方を教わることで発信内容にも自信を感じられています。

Q.今後はどのようなことに注力していきたいですか?

佐藤さん:
やはりサステナビリティの観点の発信を増やしていきたいですね。

たとえば本国で出しているサステナビリティレポートにはとても充実した内容がまとまっているので、その日本語への翻訳を3年前から行なっています。お客様からの問い合わせも多いので、社員の理解度を高める活動も必要だと感じています。

Q.今後の目標はなんですか?

佐藤さん:
企画からリリース配信までの時間を効率化し、リリース本数を増やしたいですね。月1本以上をキープしていきたいです。

また、メディアアプローチにも力を入れていきたいです。現状は酪農業界の専門紙とのネットワークが強く、toB向けの発信に偏っていたので、今後は「記者カード」の機能を活用し、toC向けのメディアアプローチを強化していきたいです。

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