広報コラム

【広報・PR】資料作成にAIが使える!4つの最新生成AIと活用方法

広報資料作成に使える!4つの最新生成AIと活用方法

当社ではこれまで、さまざまな生成AIを広報業務にどう活用できるかという観点で検証を行い、その結果を社内外のセミナーで発表してきました。
この記事では「最新生成AIを活用した広報資料づくり」と題したセミナーの内容をもとに、広報資料作成に使える4つの最新生成AIと、その活用方法をご紹介します。
※本記事は2024年6月時点での情報です。記載する見解は当社独自のものを含みます。

【PRオートメーション】 PR成果の見える化と業務効率化

登壇者

野中 透(のなか とおる)
プラップノード株式会社 マーケティングマネージャー 

PRオートメーションのマーケティングを担当。精密機器メーカー、デジタルエージェンシーを経て、2018年プラップジャパン入社。デジタル広告運用、SNS運用、ソーシャルリスニング、アクセス解析など広報領域におけるデジタル施策全般のディレクションを担当。 これまでに食品メーカー、飲料メーカー、外資系IT企業、大手デベロッパー、製薬企業など幅広い業界のデジタル施策を手掛ける。 2022年より、PRオートメーションのマーケティング担当として、デジタル領域を中心とした施策立案、実行に携わる。

桃井 克典(もものい かつのり)
プラップノード株式会社 コンテンツマネージャー 

2013年プラップジャパン入社。PRコンサルタントとして、BtoC・BtoB問わず様々な企業・自治体の広報業務に従事。リリース配信、メディアアプローチにとどまらず、イベント、SNS、動画、Webサイトなど様々な手法を通じた戦略立案・実行を担当。2020年よりPRオートメーションのマーケティング担当として、Webサイト、ウェビナー等で広報活動効率化のヒントを発信している。

業務ごとにAIを使い分けるフェーズに

生成AIの進化は目覚ましく「つい1カ月前まで不可能だと思っていたことが今日からできるようになった」ということが頻繁に起こっています。さらにいくつかの生成AIサービスはアップデートを繰り返し、その結果、学習量や出力の質だけではなく「何に特化しているか」に重点を置くようになってきました。つまり「この作業に使うならAのAIが向いている」と使い分けを行うことで、より効率的な活用ができるということです。

2024年上半期の生成AI進化イメージ

どの生成AIがどの作業に向いている?

では、実際に広報業務のどの作業に、どんなAIが使えるのか紹介します。

文章校正やファクトシート作成:ChatGPT(有料)

ChatGPTは万能型の生成AIで、ドキュメントの校正に適しています。有料プランのGPTsを使えば、プレスリリースのトンマナや単語ルールなどを学習させた上で、自社オリジナルの校正ツールとして使うことが可能です。

文章校正やファクトシート作成:ChatGPT(有料)

また、メディア向けに「自社の情報」「まだ取材されていないポイント」「競合他社にはないポイント」などをまとめたファクトシートの作成にも生成AIが活用できます。
ファクトシートは大量の自社情報の中から「記者が興味を持つ情報は何か?」を選び出す作業なので、一つのプロンプト(指示)で結果を出すのは難しい作業です。そこでおすすめしたいのがChatGPTsを使った対話型形式の出力です。これは生成AIの方から「こんな情報ありますか?」と質問をしてもらう環境を用意し、その質問に答えることで情報を整理・集約する方法です。このようにアイデア次第でさまざまな業務の効率化を図ることができます。

文章校正やファクトシート作成:ChatGPT(有料)
▲当社が作成した「ファクトシートアシスタント」

資料のフィードバック・壁打ち:ChatGPT(無料)

作成した資料のブラッシュアップにも生成AI活用のアイデアを生かすことができます。
これはあらかじめ用意した資料に対して架空の上司、記者などのペルソナを設定し、その立場からのフィードバックをもらうというものです。セミナーでは「経営者A、上司B、自分を嫌っているC、記者D」というそれぞれのペルソナに意見を出させる方法やプロンプトを紹介しました。資料やドキュメントのブラッシュアップするための壁打ちとして、広報業務の枠を超えて活用できる使い方です。

資料のフィードバック・壁打ち:ChatGPT(無料)

デザイン性の高いスライド資料作成:GAMMA

続いてスライド資料作成に使える生成AIの紹介です。
AIを活用してPowerPoint資料やスライド資料を作成する際は、企業・個人によって企画書や提案書の構成に差があると思います。その要点を学習できるサービスとしておすすめなのがGAMMAです。
GAMMAは事前に構成を指定して資料を作成でき、またツール上で適宜修正も行えます。資料のテイストを変えることなく企画書やプレゼン資料が簡単に作れます。

デザイン性の高いスライド資料作成:GAMMA

図やチャートの作成:Claude(3.5 Sonnet)

プレスリリースなどの資料を作成する際、内容を図で表したものを差し込むことがあると思います。このようなときに活用できるサービスが、Anthropic社が開発したClaudeです。
有料版モデルである3.5 Sonnetは画像認識能力が高く、文章の内容を読み込み概念図を作成するといったことが得意なAIです。他にも手書きでざっと書いたものを資料に使えるレベルに清書したり、簡単なプレゼン資料を作成することもできます。

図やチャートの作成:Claude(3.5 Sonnet)

多様な場面に活用できるAI秘書:NotebookLM

NotebookLMは、Googleが作ったAIメモアプリという位置づけのサービスです。Gドライブと連携でき、Googleのデータセンターに社内資料をアップロードすることで資料やサイトの情報を正確に認識できるという特性があります。アップロードした資料次第で、さまざまな事務作業をAIで効率化できます。

多様な場面に活用できるAI秘書:NotebookLM

広報の立場で活用方法を考えると、たとえばメディアにアプローチ電話をかける際のトークスクリプトをプレスリリースをもとに作成したり、資料の正誤性をチェックすることにも使えます。また自社の新商品や新技術の社内資料を読み込ませて内容を要約してもらえば、開発やマーケティングといった事業部の社員に質問せずとも理解を深められるといった使い方もできます。
読み込ませる資料の内容によって無限の使い方ができるNotebookLMは、自分だけのAI秘書のような存在として活用できます。

日進月歩の生成AI技術

当社で「広報×AI」セミナーを開催し始めた頃には「まだ無理」と言われていたことが、目まぐるしい技術進歩によって次々に実現できるようになってきました。それに伴い、生成AIの各サービスも人間のように得意・不得意が見受けられるようになっています。
当社では今後も広報業務で活用できる最新AI情報や活用法をセミナーやコラムで定期的に発信する予定です。皆様の情報収集の一環にぜひお役立てください。

広報業務に使えるプロンプトをこちらのコラムで紹介しています。あわせてご活用ください。

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