2023.11.14

株式会社日本触媒

レポート作りを大幅時短。省力化で広がるBtoB広報の可能性。

業種

製造業

従業員数

1,000名以上

目的・効果

レポート作成の効率化

高吸水性樹脂を中心に高品質な化学素材・ソリューションを、ものづくり企業に提供する化学メーカー株式会社日本触媒。BtoB企業の共通課題「知名度の向上」に取り組むべく、『PRオートメーション』を導入しました。「記者の興味関心を把握できたことに加え、レポート作成の省力化にもつながった」というコーポレート・コミュニケーション部の新城さん。その活用と、大幅な時短実現について伺いました。

知名度向上のため、注力媒体の開拓に着手

Q.コーポレート・コミュニケーション部のミッションを教えてください

新城さん:
コーポレート・コミュニケーション部の中に、社外向けと社内向け、IRを担当するチームがあり、私は社外向けの広報を担当しています。リリース配信や取材対応の他に、会社案内冊子や映像の制作、コーポレートサイトの運営も行っています。

高吸水性樹脂「アクアリック©CA」 紙おむつの吸水材などとして使われ、日本触媒は世界トップシェア。
高吸水性樹脂「アクアリック©CA」 紙おむつの吸水材などとして使われ、日本触媒は世界トップシェア。

Q.現在注力されている課題はありますか?

新城さん:
BtoB企業共通の課題ではありますが、今はまず認知拡大のための取り組みを強化していく必要性を感じているため、取材獲得に注力をしています。

Q.どのような媒体の露出を目指されているんですか?

新城さん:
化学業界紙の記者の方々とは定期的に情報交換をさせていただく機会を持っており、継続的な取材をしていただいています。今後は、経済紙などの取材を増やしていこうと考えています。すでに担当記者の方についていただいているものの、取材件数としてはまだ多くないので伸び代を感じています。

クリッピング機能の活用で記者開拓に手応え

Q.重要媒体の取材獲得にあたり、特に『PRオートメーション』のどの機能をお役立ていただいていますか?

新城さん:
導入の決め手にもなった機能ですが、記事のクリッピング機能です。記事化につながった広報活動や、記者情報をすべて1つに紐づけて管理ができるため、取材の企画と振り返りに大いに役立っています。

Q.それまではどのように管理されていたんでしょうか?

新城さん:
今まではすべて手動で管理していたので、クリッピング作業に工数を取られていました。また、リリース配信から時間が経ってから記事化されていたものなどは追いきれていませんでした。『PRオートメーション』では、過去のリリースからの露出も拾ってくれます。

転載の多いWeb記事も自動でクリッピングしてくれるので、リリースごとのメディアの反応をより精緻に見ることができるようになりました。

自動車触媒
自動車触媒

Q.意外な発見などもありましたか?

新城さん:
メディアリレーションズ拡大の糸口になっていますね。記事化されたものだけではなく、リリースを読んだかどうかがわかる「既読率」も、メディアアプローチに役立っています。

たとえば人事制度に関するリリースを出したところ、過去にはあまり接点のなかった人事系の専門紙が既読をつけていることに気がつきました。それから、人事労務系の情報発信をする際には必ず配信先に加えるようにし、男性社員の育休取得に関するリリースの記事化につながりました。

Q.リリースの切り口が広がりますね。

新城さん:
はい。こうした成果や、メディアの反応の可視化をきっかけに「こんなことに挑戦してみよう」というアイデアがどんどん出てくる状況になっているのがありがたいですね。

報告書作成やクリッピングの手間がなくなり、大幅な省力化に成功

Q.導入から約1年ですが、日々の広報業務にどのような変化が生まれていますか?

新城さん:
一番嬉しい変化は「時短」ですね。例えば、月次のリリース配信の効果は月別一覧がとても見やすいので、画面を見せて上司に報告しています。今までは報告書作成業務に時間がかかっていたので、かなり省力化されています。

先ほどお話ししたクリッピングに関しても、拾いたいキーワードを設定すると自動で集めてくれるので、大幅な効率化を実感しています。

Q.レポート画面は「見ればわかる」を目指しているので、開発担当も喜びます(笑)他の機能や操作に関しても、導入直後から特にお困りなく使い始められましたか?

新城さん:
はい、特に不便を感じることなく毎日使えています。もし開発要望を挙げるとしたら、特定の媒体の露出や取材状況だけをピックアップして、月毎の成果を見れるような機能があると嬉しいですね。

Q.「時短」によって生まれた時間で、どのようなことに取り組んでみたいですか?

新城さん:
さらなる露出獲得につなげる活動はもちろん、『PRオートメーション』で得られる数値的な成果を社内に発信していこうと思っています。どんな社内の情報が世間でどれくらい話題になったのかがわかると、「こんなネタもあるよ」という、社内の情報発信に対する気運が高まっていくのではないかと期待しています。

情報発信の切り口がさらに広がり、媒体開拓が加速しそうです。

素敵なお話をありがとうございました!

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