
卸売・小売
1,000名以上
プロジェクト管理の効率化

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日本全国にドラッグストア・調剤薬局を展開するツルハホールディングス。グループ全体での規模拡大や経営統合が進む中、これまでは各事業会社や店舗主導の広報が中心であり、統合的な広報体制の確立に大きな課題を抱えていました。
こうした背景から、同社は2025年12月に広報体制を一新。現場に溢れる情報や問い合わせ対応の煩雑さを解消し、経営に活かせる成果指標(KPI)を構築する改革へと踏み出しました。その第一歩として選んだのが「PRオートメーション」でした。今回は、普段の広報活動の内容や、ツール導入によって生まれたリアルな変化について、岩田様・森川様にお話を伺いました。
岩田さん:
私はもともと外部の取引先(就職情報会社)に在籍していましたが、Web会社説明会の仕組みをご提案したことをきっかけに、森川に誘われてグループの人材紹介会社立ち上げに参画し、入社しました。その後は採用部門で応募者管理システムをゼロから構築し、コロナ禍においては採用活動の完全オンライン化を推進しました。
さらに、新設された社長室の室長として社内のWeb会議システム導入支援などDX基盤の整備に携わり、メディア推進部を経て現在の広報部に至ります。振り返ると、新しい部署の立ち上げやデジタル化を担う役割を経験してきました。
森川さん:
私は映像制作を専門としており、株主総会向けの事業報告映像やイベントのオープニング映像、記録映像の撮影などに携わってきました。現在も、社内外向けの映像コンテンツ制作やWebサイトの管理・リニューアルを担当しています。ただ、これまでは映像制作やWeb管理といった活動が点在しており、メディアや記者の方々との関係性やその履歴が把握しづらい点に課題を感じていました。
岩田さん:
当社は各事業会社がそれぞれ店舗を運営しているため、これまでは店舗主導の広報が中心で、ホールディングス側の広報は総務部が兼任していました。しかし、企業規模の拡大や経営統合が進む中で、グループ全体として一貫した情報発信を行う必要性が高まり、去年12月に広報部が新設されました。直近では経営統合に関する記者会見を実施し、今後はプライベートブランド(PB)商品のPRにも注力していく予定です。

岩田さん:
広報部立ち上げの際、上長から「広報活動としても明確なKPI(成果指標)を持つように」と求められたことが強く印象に残っています。従来利用していたプレスリリース配信サービスでは広告換算値しか算出できず、「実際に広告を出しているわけではないのに、それを指標として追う意味があるのか?」と疑問に感じていました。
経営層への報告には分かりやすいものの、次の改善アクションに結びつけるイメージが湧きにくかったのです。そんな中、インターネットでPRオートメーションを見かけ、問い合わせたことが導入検討のきっかけとなりました。
森川さん:
画面の分かりやすさが大きなポイントでした。他のグローバルツールも検討しましたが、機能が複雑で「使いこなせるか」という不安がありました。その点、PRオートメーションは直感的に操作でき、自然と「触ってみよう」と思える設計だったことが決め手になりました。
岩田さん:
自社発信による取材とメディアからの問い合わせによる取材を分けて管理できるため、求めていたKPI設計が可能だと感じました。また、営業担当の方が一方的な売り込みではなく、こちらの課題に寄り添った提案をしてくださった点も信頼につながりました。上長の理解も得られ、スムーズに導入を決定できました。

岩田さん:
一番初めに感動したのは、メディア向けの「問い合わせフォーム」の機能です。PRオートメーションを導入するとすぐに専用のフォームが作成できるので、他社の事例を参考に自社のホームページに設置してみたんです。そうしたら、なんと設置したその日のうちに有名雑誌からの取材依頼が飛び込んできました。
森川さん:
レスポンスの早さは劇的に変わりましたね。受けた取材依頼をシステム内でそのまま担当者に振れるし、やり取りの経過も画面上で共有できるので、調整業務が楽になりました。

岩田さん:
メールの転記ミスや連絡漏れといったトラブルの心配がなくなったのも助かっています。今は電話でメディアから何か連絡が来ても、「ホームページの問い合わせフォームから登録してください。」と案内するだけです。そうすると相手が企画書などのファイルも全部そこに添付して送ってくれるので、こちらは欲しい情報が綺麗に揃った状態で確認できます。
また本来の使い方とはちょっと違うかもしれないのですが、社内インタビュー映像の制作管理や、オウンドメディアの取材管理にも活用しています。
岩田さん:
導入したばかりなのですが、将来的にはPRオートメーションに蓄積されるメディアの露出データと、私たちが持っている店頭の売上データ(POS)やアプリのデータを連携させたいと考えています。リリースと売上の相関を可視化できれば、広報の価値をより明確に示せるはずです。
森川さん:
特に各事業会社の現場では、日々のメディア対応に多くの負担がかかっています。
岩田さん:
そのため、このツールをグループ全体に展開し、現場の業務負担を軽減したいと考えています。各社の活動状況が可視化されることで、広報に対する意識向上にもつながるはずです。グループ全体で切磋琢磨しながら、プレゼンス向上を図っていきたいと考えています。
素敵なお話をありがとうございました!